三田製麺所で大盛りをペロッと
久々に入った三田製麺所。あそこに足を踏み入れると、なんだかこう、胃袋のスイッチが「ガチャン」と戦闘モードに入る気がする。普段は人並みの胃なのに、今日は朝から妙に広がっていて、“本日はいくらでも入ります”みたいな空気を出してくる。いや、そんな胸を張られても困るんだけど。
で、その胃の主張に押されるまま大盛りを発注。麺が太いもんだから、丼にドドンっと構えていて迫力満点。あれですね、ちょっとした縄文時代の土器を眺めるみたいに、無性に見入ってしまう。久々の麺に“歴史”を感じる。いや、感じなくてもいいのに感じてしまう。
でもいざ食べはじめると、そんな鑑賞タイムも数分で終了。なんだか自分の箸がプロの仕事をして、気づいたらもうペロリ。胃袋も「こんなもんです」と言わんばかりに余裕の表情である。
こうなると、次の一手を考えるわけです。お店も一押しの唐揚げだ。あの衣のカリッと感、油のふくよかさ、口の中での自己主張の強さ。つけ麺のスープをつけてもいいし、そのままでももちろんうまいはずだ。
……よし、次は唐揚げをつけよう。胃もきっと「待ってました!」と拍手するはずだ。

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