暑いからパワーつけましょうと生姜焼き 中華春で生姜焼き

今日も暑い。ムシムシと体にまとわりつくような湿気の中、近所の中華屋へ向かう。道すがら、Tシャツの背中がじっとりと汗ばむのを感じながら、ボクはひとり黙々と歩く。こういう日は冷やし中華とか麻婆豆腐とかが頭に浮かぶんだが、なぜか今日はちょっと違った。

中華屋のメニューを見ていると、そこに「生姜焼き定食」の文字。おお。ボクの中でひそかに生き続けている格言がある。「町の中華屋の生姜焼きにハズレなし」。これはもう頼むしかない。

店のおばちゃんに注文を告げ、冷たい水をゴクリ。店内はクーラーが効いているようで効いていない、微妙な温度と湿度。ま、いい。こういうのも含めて中華屋だ。

しばらくしてジュージューという音と共に定食到着。

湯気の立つ皿に生姜焼き、玉ねぎは多め、肉はやや薄切り、タレがご飯を呼ぶ。早速ひとくち。うむ、予想通りの味だ。甘辛くてちょっとショッパくて、ご飯がススムやつ。白米もうまい。

途中で思わずお代わりを頼みそうになるのをグッとこらえて、杏仁豆腐でフィニッシュ。口の中がさっぱりしていい。

うーん、まぁ満足。味は文句なし。でも、田舎の割に結構な値段がするなぁと思ってレジで財布を開いた。まぁ、このご時世だから仕方ないのかもしれない。でもね、ボクはまだ、ワンコインで腹いっぱいになれる町の中華屋を信じている。

また来よう。涼しくなったら今度は回鍋肉にしよう。

中華春中華料理 / 鶴見市場駅八丁畷駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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