とんかつにご飯大盛りで腹パンパン 川崎 松乃家

今日も川崎をふらふらと彷徨う。何となく胃袋の底から「肉だ!揚げ物だ!」という叫びが聞こえてきて、気がつけば松乃家の暖簾をくぐっていた。

ロースカツ定食。クーポンを使えば五百九十円。ありえない。豚が悲鳴を上げそうな価格だ。財布に優しいどころか、もはや感謝すべき価格設定である。注文は当然ご飯大盛り。男の義務だ。 数分の待機ののち、カツが皿の上に鎮座して現れた。

黄金色の衣をまとったロースカツは、まるで「さあ、俺を食え」と言わんばかりにこちらを見ている。からしをこれでもかと塗りたくり、ソースをぶっかけ、いざ口に放り込む。サクッ、ジュワッ。うん、美味い。何度食ってもこの価格と味のバランスは犯罪的だ。 味噌汁は相変わらずインスタント感満載だが、それもまたご愛嬌。キャベツがこれでもかと付いてくるのも松乃家の良心だ。ご飯の大盛りが途中から胃にボディブローのように効いてきたが、意地と根性で完食。 満腹。満足。また来よう。
川崎には、こういう「ちょっと幸せ」が転がっているから好きだ。

松のや 川崎銀座街店とんかつ / 京急川崎駅川崎駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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