猿島を巡ってからのあがっとこで海宝丼
カミさんと出かけることになった。
「どこ行く？」と聞かれて、そういえばまだ行ったことがない猿島というやつがあったなと思い出す。近いし船で行けるし、猿が出るわけじゃないけど猿島。
行ってみたら、まぁ、こんなもんかなという感じで一周終了。
観光地って、一周してしまうと急に用事がなくなるのが不思議だ。
で、船で戻ってきたらちょうどお昼時。これはもう、何か食べるしかない。
近くにフードコート的な施設があったので、ふらふらと吸い寄せられる。場内を一通り眺めると、ラーメンだのカレーだのと誘惑が並んでいるが、どうも口が海鮮モードに入っている。こういう時はもう海鮮丼しかない。「あがっとこ」という店の前に足が止まる。
メニューを眺めていると「海宝丼」という、名前からして勝ち確のやつがある。写真も豪華。脳内で効果音付きで「これだ！」と決定。発注してしばし待つ。
そして着丼。
おー、すごい。これこれ。こういうのを食べたかったのよ。マグロやらサーモンやらイクラやらがギュウギュウに詰まって、こっちを見上げてくる感じ。海鮮は新鮮で、噛むたびに「海鮮心」という謎の欲求が満たされていく。
フードコートでこのレベルが食べられるとは、ほとんど奇跡だ。奇跡の丼。美味かった。また来よう。
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