川崎の大山(たいざん)で二郎インスパイアの極太麺を頂いてきました
最近、どういうわけか胃が広がってしまったらしい。昼になれば空腹のスイッチが容赦なく入って、頭の中は食べ物のことばかりになる。今日はなぜか、がっつりとしたラーメンが食べたかった。
川崎には本物の二郎がある。けれど、あそこはゆっくり食べていると「ギルティ」なんて言われるらしい。そういう空気の中で食事をするのは、あまり気分のいいものじゃない。だから今日はインスパイア系で練習することにした。川崎駅のラーメンシンフォニーにある「大山」という店だ。
券売機で「大麺」のボタンを押し、食券を係の人に渡す。平打ち麺と極太麺が選べるという。迷った末に、極太麺を選んだ。極太麺はゆで時間がかかるということで、しばらく待つことになった。待つ間、ガラス越しに見える厨房では、大鍋の湯気が白く立ちのぼっていた。
やがて、僕のラーメンがやってきた。やはり、盛りがいい。軽く息を整えてから箸を構え、「天地返し」という儀式めいた動作をやってみる。麺を持ち上げると、その太さとごわごわした感触に少し驚く。
スープはしょっぱい。だからあまり深入りせず、主役である麺と具に集中する。腹が一杯になる前に詰め込むように食べ進めるが、途中で顎が疲れてくるのがわかる。それでも、なんとか完食した。見た目ほど量はきつくなく、豚は柔らかくて、きちんと美味しかった。
店を出ると、川崎のビル風が少し冷たく頬を撫でた。胃の中には、極太麺の存在感がまだしっかりと残っていた。
らぁめん大山 川崎店 (ラーメン / 川崎駅、京急川崎駅、八丁畷駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.5



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