下松牛骨ラーメンを食べてみようかと。中華そば めんいちで牛骨ラーメンと稲荷
帰省シリーズ最終章 ~牛の骨のラーメンと稲荷寿司の巻~
帰省というやつも、そろそろ終わりに近づいてきた。ま、終わったところでまたいつか来るわけだけれど、いったんの締めくくりだ。
さて、実家のある光市のとなり町、下松(くだまつ)では、ちょいと変わったご当地ラーメンがあるらしい。「牛骨ラーメン」というやつだ。豚でも鶏でも魚でもなく、牛。骨。骨だ。どういう味なんだそれは。なんだか骨にかじりつく野犬のようなイメージが頭に浮かんで、気になってしょうがない。
本場の下松まで行っても良かったが、なんと実家から徒歩で行ける店があるという。行列もできるほどの人気店らしい。だったらもう、行くしかないじゃないか。朝の開店と同時に突撃。入店一番乗り。ぬふふ。
メニューは事前に調査済み。中華そば(中)と稲荷寿司を発注。ラーメンと稲荷寿司、まるでミスマッチなようでいて、じつは古くからの定番コンビでもある。などと考えている間に、どんどんと地元のおっちゃんおばちゃんが入ってくる。人気なのだな、やはり。
そして、来た。ボクの牛骨中華そば。青ネギがバサッと盛られていて、見た目からして香りがたっている。さっそくスープをひとすすり。
うおおおっ、牛だ。牛が骨ごとやってきた。いや骨は入ってないけど、そんな感じの味わい。甘みとコクがある。すき焼きの残り汁をラーメンスープにしたような、でももっと複雑で濃厚。うまい、これはクセになる。
麺は細めでパツッと歯切れのいいタイプ。ズルズルいける。牛のスープと見事に手を組んでいる。これは白飯が欲しくなる味だが、今日は稲荷寿司。これがまた良い。ちょっと甘めの稲荷の皮と、牛スープが妙に合う。なんだこれは。異文化融合だ。
あっという間に完食。ぺろりだ。胃袋が納得している。満足度が高い。
これはもう、次は本場の下松まで足を伸ばすしかないな。車でラジオでも聴きながら、牛骨ハシゴ旅なんてのもいいじゃないか。
よし、次の帰省の楽しみがひとつできた。
ありがとう牛骨。また来ます。

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