鶴見 香港雲呑専門店 彭記でパーコー麺
また来てしまったのだ、あの「彭記」という店に。どうしても「彭」の字が出てこない。スマホで「ほうき」と打っても変なホウキしか出てこない。こういう時、つい「この文字、SEO的にどうなのよ」と思ってしまうのは、かつてWeb界の流れを汲んだ業界人の業の深さというやつである。
さて、前回は海老ワンタンで悶絶したが、今日は迷わずパーコー麺、しかも細麺でいってみた。厨房の鍋がゴンゴンいってるのを聞きながらカウンターに座って待つ。待つといってもそれほどではない。あっという間に着丼。
ズシリと重そうな器の中には、ちょっとカレー風味のパーコーがドンと横たわっている。これがまた、たまらなく美味いのだ。スパイスの香りと豚の脂の旨みが細麺にからみついて、口の中で踊る。ボクは昔からパーコーが大好物なのである。こういうのに弱い。
さらに驚いたのがサービスのご飯。ネギ油がたっぷりかかった蒸し鶏がのっていて、こっちもまた泣けるほど美味い。思わず「このままご飯3杯いける」と小声でつぶやいてしまった。周囲のお客は誰も聞いてないようだったのでセーフだ。
わしわしと食って、汁までグイッと飲み干した。今日はよく歩いたから塩分だって水分だって補給しないと死んでしまう。いや、ホントに。だから全部飲んだっていいじゃないか、という理屈。
うまかった。また来る。間違いなく、また来る。そして今度は麺を太くしてみようか、それとも焼きそば系にチャレンジか…。そんなことを考えながら、満腹の胃袋を抱えて商店街を歩いたのでありました。



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