カミさんのリクエストでCoCo壱のチキンスパイスカレー。
わははは!スパイスの香りに誘われて、夫婦でCoCo壱番屋ののれんをくぐったのだった。
いや正確に言うと、カミさんがどこかでその「スパイスカレー」とやらを見聞きして、珍しく目を輝かせたのだ。いつもは「今日はご飯炊いてあるから家でいいじゃん」と言う人が、だ。「行こっか」と言われれば、そりゃあもう行くしかない。
炎天下の舗道をトボトボ歩き、近所のCoCo壱へ到着。入口にぶらさがってる「期間限定スパイスカレー」幟を見て、ふたりでホッとする。まだやってた。さあ、祭りだ。
ボクはチキンスパイスカレーの5辛に、サラダとビールも付けて豪勢に。カミさんは通常辛にしたけど、ごはんは少なめにしていた。健康のためらしい(本当か?)。
さてさて、やって来たチキンスパイスカレー。おお、見るからにスパイスまみれ。
赤やら茶やら黒やら、謎の粉がパラパラと降りかかっている。ビールで口を潤して、まず一口。ぬぉっ、こりゃあスパイスが攻めてくるぞ。5辛は油断ならん。舌の奥で辛さが暴れ回り、胃袋のあたりでどんどん焚き火になる。いいぞいいぞ。
チキンは香ばしく焼き目がついてて、ナイフ要らずの柔らかさ。そしてカリッと香る謎のスパイス粒が、時折小気味良く歯に当たっては香りを炸裂させる。これがまた、ビールに合うんだなぁ。
額にうっすら汗を浮かべながら、ふたりで黙々と食べ進める。店内は冷房が効いてるはずなのに、食べてるうちに体温がどんどん上がる。まさにカレー風呂状態だ。
あっという間に完食。スプーンまで舐めたくなるほど美味かった。ボクは最後にビールで「ぷはー」と〆て、カミさんは「これ、また来年もやるよね?」とすでに次回の予定を立て始めていた。たぶんやるだろう。CoCo壱番屋、侮れん。
この日記がブログに載る頃には、このスパイスカレーは幻の味になっているかもしれないが、また来年の夏、我々はきっと同じ道を歩いてるはずだ。汗をかきながら、スパイスまみれの幸せを目指して。
CoCo壱番屋 鶴見中央店 (カレー / 京急鶴見駅、鶴見駅、国道駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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