【町中華】昔ながらのラーメンを食べたくて鶴見市場 宝家へ

ここ数日、肌寒い日が続いている。こういう時は決まって、熱々のラーメンが恋しくなる。できれば昔ながらの、澄んだスープのやつ。そんな気分で向かったのが鶴見市場の「宝家」。BS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」で紹介された町中華だ。

昼のピークを外して12時半に着いたんだが、それでも店内はかなり混んでいた。地元の人たちに愛されてる感じがビシビシ伝わってくる。ちょうど空いたテーブルに滑り込んで腰を下ろす。表の看板で目をつけていたAセット(ラーメン+半餃子+ライス)を頼む気満々だったので、注文のタイミングを待つ。

厨房はちょっと混乱気味で、料理の提供に時間がかかっているようだ。「まだですか」と聞いてる人もいた。まぁ町中華ではよくある風景。お母さんが水を運んできてくれて、タイミング良く注文を取ってくれた。

待っている間に店内を観察。大きめのテレビが鎮座していて、焼き物や炒め物など、酒のつまみに良さそうなメニューも豊富。ここ、夜に飲みに来たら絶対楽しい。

そんなことを考えているうちに、Aセットが登場。おお、見た目からして間違いないやつ。まずはラーメンのスープをひと口。

うん、軽やかに生姜が香って、丸みのある醤油スープ。尖ったところがなくて、するすると喉を通る。今日はこれが欲しかった。

麺は中細でちょっと縮れ気味。スープとの相性が良くて、昔ながらのラーメンってのはこういうのだよな、としみじみ思う。餃子は焼き目がやや強めだけど、パリッとしててこれまたよし。

ひと口食べると、ニンニクがビシッと効いてくる。具は野菜がしっかり練られてて、口当たりがなめらか。まるで噛まずに飲める餃子(笑)。

気づいたらセットをぺろっと完食してた。いやぁ、うまかった。隣の席の人が食べてた半ラーメン炒飯セットもかなり気になる。次はそれ、いってみようか。

宝家中華料理 / 鶴見市場駅川崎新町駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

コメント