【閉店】有楽町 魚盛 有楽町ビル店 で 天ぷらと刺身のセット
天ぷらが食いたい、なんかこうカリッとしたやつをガツンと。そんな気分で有楽町ビルの地下をウロウロしてたら、ボクの縄張りにちょうど良さげな店を発見。吸い込まれるように入店。ああいう時のボクは、もう脳みそが「天ぷら脳」になっている。
メニューをジッと睨む。いちばん目立ってた「天ぷらと刺身のセット」に照準を定め、ズバッと注文。店内は程よく賑わっており、昼から酒を飲んでる連中もチラホラ。こういうのを見ると、なんだか世界がちゃんと回ってる気がする。いいぞ。
そう待たずして、ボクの前に現れた天ぷら御一行。脇にはお出汁の入ったポットが添えられている。なるほど、最後にかき揚げをご飯に乗っけて天茶にするらしい。ふむ、よろしい。
では、いざ実食。天ぷらは一つ一つがやや小ぶりだが、衣が軽くてカリッとしている。エビ、イカ、鮭、ナス、シソ、かぼちゃ、そしてかき揚げ。役者は揃っている。塩で頂くと、素材の甘さがふわっと口に広がって、うむ、良い。
刺身も脇役ながらキリッと仕事してて、ちゃんと旨い。しじみの味噌汁がまたうれしいじゃないか。汁物大好き星人のボクにはご褒美のような一杯。
ある程度食べ進めたところで、いよいよ本日のクライマックス、天茶タイム。かき揚げをご飯にどんと乗せて、そこに熱々のお出汁をトポトポとかける。そしてズズッとすすりこむ。うおぉ、出汁がうまい!油と旨味が渾然一体となって舌を包み込む。
途中で刺身についてたワサビをひとつまみ投入。これがまたドンピシャの正解。爽やかな辛味が油の重さをスパッと切って、最後まで飽きずに食わせる。美味い。美味いんだけど、ちょっと量が多いんだな。腹がはち切れそうになりながらも、最後は気合いでかきこんで、ごちそうさま。
ちなみにここ、漬け丼とか他のランチもいろいろあって、どれも1000円切ってる。いやぁ、なかなかやるじゃないか。また来よう。次は昼酒セットに手を出してしまうかもしれん。




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