【閉店】壱六家独立店 豚骨らーめん 道 で家系ラーメン

最近の川崎って、家系ラーメンが梅雨明けのキノコみたいにワラワラ生えてきてる。資本系だかなんだか、どっからともなく現れて「ハイ新店オープンです!」って感じでね。だけどボクには川崎家と雷家という、ツートップの味方がいるから別に他のラーメンに浮気するつもりはなかったのよ。…なかったんだけどねぇ。

ある日、ランニングしてたら、なんか見慣れぬラーメン屋を発見。「壱六家出身!」って看板がやたらと主張してる。そこまで言われると逆にちょっと胡散臭いぞ。でもブログでは評判がいいって書いてあったし、汗かいた後だし、まぁちょっと寄ってく?ってことで、ふらっと入店。

食券を買って渡すと、店員さんが「太麺と細麺、選べます」って言うもんだから、迷わず太麺。ラーメンに関しては太けりゃ太いほどいい、みたいな昭和の信念がまだ残っているのよ。

あと、キクラゲがトッピングであるっていうから、もちろん追加。キクラゲってのはね、何かこう…脇役なのに急に主役を食っちゃう時があるんだよな。コリッとしてて、ツルンとしてて、何かクセになるのよね。

で、来ました、着丼。

見た感じ、スープはとろっと濃厚。レンゲでひとすくいしてズズッとすすってみると、うん、醤油の香ばしさが鼻に抜けて、なかなかやるじゃないか。最近はライト系のラーメンが増えてるけど、こいつはちゃんと重たい。どっしりしてる。

ただ、チャーシューがねぇ…ほぼ脂(笑)。ラーメンにおいて脂身ってのは、まぁキャンディの包み紙くらいの存在でいいのよ。それがメインになっちゃうと、ちょっと違う。だけど海苔は良いね!しっかり厚手のヤツで、ご飯にオンしてスープをちょんと付けたら、そりゃもう絶対うまいヤツ。

全体的に「まぁまぁ」だったんだけど、キクラゲが満足だったから、また来ちゃうかもな。本店にはない「たまり醤油ラーメン」ってのもあるし、次はそれ行ってみたい。あと、家系つけ麺ってのも夏バテしてる時には良さそうだしね。

で、問題は腹いっぱいになったボクが、ここから家まで2km走るってことなんだけど…まぁそれも含めての“家系マラソン”ってやつかね(笑)

壱六家独立店 豚骨らーめん 道ラーメン / 京急川崎駅川崎駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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