【閉店】えきめんやで何故かあっさり煮干しラーメン
京急グループの「えきめんや」。駅ナカの立ち食い蕎麦屋なのに、時々とんでもないことをやらかすので油断ならない。
ある時は「豆腐一丁蕎麦」というのを出していた。文字どおり、豆腐が一丁、どーんと蕎麦の上に乗っかっているという、見るからにオペレーション泣かせな代物。厨房で「ひょいっ」と豆腐を置く瞬間を想像して、思わず笑ってしまったのである。豆腐がずれたら、もう一丁!
さて、今回の企画ものはラーメン。蕎麦屋なのにラーメン。しかも、あの焼肉のタレで有名なエバラと手を組んでの本気モードである。焦がしネギラーメンとあっさり煮干しラーメンの2本立て。
で、私は「あっさり煮干しラーメン」の方を選んだ。朝から煮干し。大人である。
券売機でチケットを買ってお姉さんに渡すと、「少々お待ちくださいね」と優しく言われる。蕎麦と違ってちょっと待つ。でも、蕎麦もラーメンも、待たされてるうちが華だと思えば悪くない。
さあ、来ました来ました。
ぱっと見、普通のラーメン。スープを一口。あら、あっさりじゃない。むしろちょっと甘め。なんなら、そばつゆが煮干しの上に立っている感じ。煮干しどこ行った。
麺は細めのウェーブがかかったタイプで、これが案外うまい。プツッと歯切れよく、朝の口にもすんなり収まる。チャーシューも、シナチクも、卵も、ワカメも入ってて具だくさん。朝からこんなに色々食べていいのかと、ちょっと反省しながらも完食。
本当は焦がしネギラーメンも食べる気まんまんだったのだけれど、気がついたら企画終了。ラーメン、またやってください。できれば今度は「おでんラーメン」なんてのもどうでしょう?(絶対無い)

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