【二日目】2019のクリスマスパーティーは箱根へ
さて、箱根でのクリスマスパーティーも二日目に突入である。前夜の酒が頭の中で暴れているが、何を血迷ったか朝ランなどしてしまった。山の神に取り憑かれたかのように箱根の坂を走るオレ。バカだ。完全にバカだ。でもちょっと気持ちよかった。二日酔いのくせに。
朝メシはバイキング。トレーの上に目玉焼き、ベーコン、パン、味噌汁、ウインナー、サラダ、牛乳、コーヒーと節操なく並べる。隣のテーブルのおばちゃんに「よく食べるわね」と言われた。放っといてくれ。
さて、向かうは大涌谷である。だがケーブルカーが整備運休。なんて日だ。でも気を取り直してバスで早雲山駅へ移動。ところがこの道、さっき走った道じゃないか!ひとりで爆笑。
そこからはロープウェイ。風に吹かれて空中をゆらゆらしながら硫黄の香りに包まれて大涌谷に到着。入山規制が解けたばかりということで、これはラッキー。さっそく名物の黒卵を頬張る。
記憶にない味。殻を剥いたら中は普通のゆで卵。なーんだ。でも寿命が延びたらしい。いや、そんなに生きたくはないんだが。
ミッション完了したので一路小田原へ向かう。目当ては蕎麦屋「寿庵」。古民家風の建物で、年季の入った木の戸をガラガラと開けると、何ともいい香りが鼻をくすぐる。
宿場そばは前に食べたので今回は何にしようかと思っていたら、「鍋焼きうどん」の文字が目に飛び込んできた。蕎麦屋なのにうどん。こういうのに弱いオレは、気づいたら「鍋焼きうどん一つ」と頼んでいた。
絶対時間かかるだろうなと覚悟していたが、意外にもほかの客の蕎麦と一緒にサッと到着。どーなってんの?鍋焼きの誇りはどこへ?
まあいい。いただく。ツユはちょっと甘め。うどんは細め。具は卵とネギとほんのちょっぴりの鶏肉。もうちょっと豪勢だと嬉しいんだが、まあこういうのも旅の味ということで。
食後は駅前で干物と梅干しを買って帰宅。帰りの電車の中では爆睡。こうして今年のクリパも終わってしまった。
来年もまた、バカバカしくて笑える話ができますように。おしまい。


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