そば処 三分一で蕎麦とタッチダウン ビール
山梨までやってきた。トレイルランのレースに出るためだ。なんだか遠足の朝みたいな気分で、ザックを背負って新幹線に乗ったのが昨日のことのようだ。いや、昨日だった。
受付会場は三分一湧水という場所で、なんとも風情のある名前だ。水が湧く場所ってのは、昔からなにか神聖な感じがする。そんな場所にテントが立ち並び、Tシャツやらジェルやらトレラングッズの物販がずらっと並んでる。まるで原宿の裏通りが山に出張してきたみたいだ。祭りのような喧騒の中、ボクはひとり、日陰を探してウロウロ。
前日は「コアラロゲ」とかいうイベントが開催されていたが、ボクは体調がいまひとつだったので、参加せずに会場で仲間たちの帰還を待っていた。まあ、正直言うと暑かったので、木陰でビール片手にダラダラしてただけなんだけど(笑)。
汗まみれで帰ってきた仲間たちを迎えたあと、受付会場の蕎麦屋へ向かう。
最近よく蕎麦を食べてる。高血圧に効くとか聞いたけど、実際どうなのかはわからん。効いてる気がするのが大事なんじゃないか。とか言いながら、今日も血圧のことなんか忘れてビールを飲んでる(笑)。蕎麦屋は人気店らしく、しばらく待ってようやく着席。ざるそばが運ばれてきた瞬間、ふわっと香る蕎麦の匂い。
うん、これはなかなかだ。山の水で打った蕎麦はやっぱり違う気がする。気のせいかもしれないけど、うまいんだからそれでいい。
会場で飲んだ「タッチダウン」という地ビールもなかなかのもんだった。喉をすべる感じが心地よくて、ふた口でなくなってしまった。うーむ、こんなにビールがうまいと、明日のレースなんかどうでもよくなってくる。いっそDNSにして、このまま観光と温泉三昧にしちまうか……などと本気で考えながら、またビールを注文してしまった。
明日、本当に走るのか、オレ?


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