STYというトレイルランのレースで、本気で死ぬかと思った。
当日は朝から大雨。「さすがに中止だろう」と誰もが思っていたが、主催者は強行開催を決断。コース中盤、増水した川に差しかかる。渡渉地点は水かさが増し、流れは速く、足元はまったく見えなかった。
一歩踏み外せば、そのまま流されていたと思う。
レースで、命の危険を感じたのは初めてだった。あれは、ギリギリだった。誰も流されなかったのは奇跡だった。
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