新潟タレカツを食って午後も乗り切ろう。新潟カツ丼 タレカツ 日比谷店でタレカツ
ああ、今日は久しぶりの出勤ってわけだ。普段は家でぬくぬくとキーボードを叩いてるんだが、たまに会社に顔を出すと、なぜか書類の山が牙をむいてくる。
午前中、そいつらをバッサバッサとやっつけたら、腹が鳴るわけだ。さて、午後の会議の前に何か胃袋に仕込んでおこう。燃料がなきゃ、エンジンは回らない。
ってなわけで、新潟タレカツの店に向かう。近場にしてはなかなか渋いセレクトだろ?時間が遅かったせいか、店内はスカスカで、カウンターにすっと腰を下ろす。メニューも見ずに「タレカツのセット、お願い」とひと言。
こういうときは迷わない。それが大人の流儀ってもんだ。
待ってる間にふと視線を横にやると、新しい客が入ってきて、なんとタレカツにエビフライを追加してやがる。くぅ、やるじゃねえか。そのコンビネーション、次回いただきだなと、心のメモ帳に書き込む。
そうこうしているうちに、俺のタレカツが着皿。ほぅ、いい匂いだ。見た目も抜群。まずはカツをひと切れ。箸でつまんで、口に放り込む。
サクッとした衣に、甘じょっぱいタレがじゅわりと広がる。これだ。これが新潟の味。薄く叩かれたロース肉がまたイイ。米と一緒にかきこむ。
ああ、たまらん。
そういや前に、長野・伊那の「青い塔」って店で食ったタレカツは、分厚い肉でパンチが効いてたっけな。あれはあれでうまかった。新潟の繊細さとはまた違う、山の男のカツって感じだった。
キャベツが下に敷いてあるタイプもあるが、今日はそういう気分じゃなかった。カツオンリーで真っ向勝負だ。
ぺろりと平らげて、茶をひと口。ふぅ、うまかった。これで午後の会議も、まあなんとかなるだろう。
…じゃ、行ってくるか。
新潟カツ丼 タレカツ 日比谷店 (かつ丼 / 日比谷駅、有楽町駅、銀座駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.5


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