新橋 末げんで親子丼
課題だった新橋のお店へ。「末げん」は夜は鳥料理を出す料亭で、三島由紀夫が自決前の最後の晩餐をした店ということで有名です。
ちなみに「三島由紀夫最後の晩餐」というメニューが食べられるらしい。わたしは自決するつもりないので要らないですが(笑)
んで入店するといきなり靴箱。そうか、料亭だから靴を脱ぐのか。いつもの調子でサンダルに5本指ソックスで来てしまった。恥ずかしい。。。
さっそく「かま定食」を注文。ここの親子丼は「かま」と呼ぶらしい。昔はまかない飯だったらしく、厨房ではスープを「鍋」ご飯を「釜」と呼んでいたことに由来しているそうな。結構待って着丼。
蓋をあけると三つ葉のいい香りと甘辛い香りが立ち上がってくる。ここの親子丼は鳥のひき肉を使っていてゆるめの綴じ加減も相まってまさに飲み物の風情。サラサラとかっこんで頂く。控えめな甘さのツユでウマイ。ひき肉も火を通しすぎず柔らかさを保っている。一緒についてくる生姜風味の効いたスープを飲んで口をリセット。食べやすいもんで5分で完食。大盛りでも良かったかしら。少々お高いが中々うまかった。今度は唐揚げ定食にもチャレンジしてみたい。
お隣の高齢のご夫婦はほんの2,3回言葉を交わしただけで静かに食事をしていた。枯れた感じの店内に妙にしっくりとくる雰囲気で微笑ましかった。
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